スーパーウォール工法をさらに解説!

創建建設のSW工法について 

・断熱性能について

高性能な硬質ウレタンフォーム断熱材を使い、断熱材自体の性能の高さもさることながら、一般的に流通している商品よりも1ランク断熱性能の高い窓や玄関ドアを使いUA値0.46断熱等級6を達成している。(※UA値とは外皮平均熱貫流率ともいい、外皮に触れる住宅の外壁や屋根、窓等の開口部から室内の熱がどれくらい外へ逃げやすいかを数値化したもの)もともと日本の住宅は海外と比べて断熱性能が低いと言われていて、国としても断熱性能の高い住宅を普及させていきたいという事から今までは義務化していなかったが、2025年に断熱等級4が義務化になり、2030年には断熱等級5が義務化になると言われている中で、ギリギリの断熱等級の家を建てる事は将来における資産価値を目減りさせる事にも繋がってしまう。

・耐震性能について

創建建設のSW工法の家は、壁・床・天井が一体化した強固な箱型の「モノコック構造」「壁倍率4.3倍のSWパネル」などによる高耐震構造により耐震等級3を達成。(※耐震等級とは法律で定められた建物の耐震性能を示す指標。その中でも耐震等級3は最高等級。耐震等級3は消防署や官公庁など防災時の重要拠点となる建物と同等性能と言われている。また、地震保険も50%割引になる保険会社もある)

・気密性能について

 気密性能についてはC値とも言われ、家にどれくらいの隙間があるかを示した数値。数値が小さいほど高気密な住宅になる。一般的な高気密住宅でC値2.0と言われるが創建建設のSW工法はC値0.5以下を達成。

いくら断熱性能が高い家でも気密性能が高くないと熱が逃げていき、夏暑く、冬寒い家になってしまい、光熱費の削減もできない。気密施工に慣れている会社・職人さんでないとC値0.5以下を出すのは難しいし、創建建設のSW工法の家は気密測定を必ず行い、数字で出せます。

・計画換気システム

 気密性能を高めるだけでは室内環境が悪化してしまうため、SW工法の家には「計画換気システム」が導入されており、家の中の空気をクリーンに保ちます。弊社ではLIXILのエコエア90熱交換型を採用して、熱回収率は90%で快適性をコントロールしてくれる。例えば0℃の外気が給気から室内に入ってきたとしても、20℃の室温の場合、その90%の18℃に熱交換して部屋に空気を入れる仕組み。(一般的に採用されている3種換気の場合は0℃の空気がそのまま室内に入ってきてしまう)エコエア90本体に給気・排気フィルターがあるので花粉やホコリをシャットアウトでき、フィルターが一カ所で掃除できるからメンテンスやフィルター交換も手間がかからないのも魅力的。

・遮音性能

 日常生活における騒音の許容範囲は40db~60db程度が目安と言われている。しかし立地によっては車や電車、生活音などで60dbを超えている場合も少なくない。SW工法は硬質ウレタンフォーム、高気密施工、高性能サッシにより、室外で80dbで発生した騒音が50dbまで軽減されて室内に伝わる。どの程度かと言うと騒音の大きさが8/1になる感覚とのこと。実際に弊社で施工したお客様の家の道路を挟んで向かいの家が新築工事をしていたが、部屋に入った途端まったく工事の音が聞こえなくなった。外の騒音だけでなく、室内で子供が騒ぐ声やTVやオーディオの音量も隣地に漏れづらいので、安心して生活していただけます。

・品質と保証

住宅は一生で最も高価な買い物。そこに住まれる家族にとっても大切な資産になるもの。だからこそSW工法の家は、万全の品質管理と保証でお応えし、一邸一邸で実施する住宅性能の確認から部材の保障まで、建てた後も安心の品質をお約束する。

・35年無結露保証

一般に多くの住宅で採用されている断熱材でグラスウールやウレタン吹付断熱の場合、よほどちゃんとした施工ができる会社でないと、建築してから35年経つ間に壁内や断熱材内部で結露している。創建建設のSW工法の場合しっかり気密施工をしていること、水分を透しにくい硬質ウレタンフォームを採用していることで絶対の自信があるので、35年無結露保証している

・性能報告書の発行

創建建設のSW工法では、住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、必ず気密測定を行っています。さらに設計時の熱計算により算出された、温熱性能と外皮性能、測定した気密性能を数値で確認できる性能報告書を作成し、お客様にお渡ししています。

・国土交通大臣認定の取得

LIXILのSWパネルは、公的な防火試験に合格し、「防火構造」と「準耐火構造」の国土交通大臣認定を取得している。そのすぐれた安全性から、防火制限地域においても、必要に応じて建築規制に対応する事ができる。

出荷証明書の発行

高い性能を安定して発揮できるようスーパーウォールパネルなどの部材は、部材メーカーであるLIXILの工場で厳しい品質管理のもと高精度加工を施している。また建ててからでは見えない住宅内部の構造部分にスーパーウォールパネルが採用されていることを証明する「出荷証明書」を発行している。

・建築費用と光熱費について

一般の住宅と比べてSW工法になると坪10~12万円(税抜)程度アップになり、30坪の建物だと400万円弱のコストアップになるが、SW工法以外の一般住宅と比べて光熱費が年間14万円削減できるので、30年でプラスマイナス0になります。その間安心安全で健康で快適な生活を送れる事とその後の光熱費の削減は続くので決して高くないです。 

まとめ

断熱等級は水準の2つ上の等級6を達成していて、耐震性は最高等級の等級3を達成しています。さらに気密性が高い為、遮音性が高く快適な日々を暮らすことができます。また、気密性が高い為エアコンの効きもよくなり光熱費などの削減が可能です。               住宅性能の確認から部材の保証、無結露保障など長期的に安心して暮らす住宅をご提供できます。このような内容から長期的に住む住宅には最適な工法だと言えます。