断熱の重要性~YouTube2本目~

断熱とは?

断熱とは、外気と室内の熱の出入りを抑える工夫のこと。冬は暖かさを逃がさず、夏は暑さを遮り、家を快適に保ちます。光熱費を抑え、省エネや健康にも貢献する、暮らしを支える見えない性能です。

ヒートショックと熱中症

寒暖差が大きい季節、特に冬の住宅内で注意したいのが「ヒートショック」です。年間で約1万4,000人、1日およそ5人がこの現象によって命を落としており、なんと交通事故による死亡者の約2倍にあたります。ヒートショックは、暖かい部屋から寒い浴室やトイレに移動することで血圧が急激に変化し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす危険な現象です。詳細は過去のコラムでも紹介していますが、予防には住宅の「断熱性能」が非常に効果的です。
また、断熱の不足は冬だけの問題ではありません。夏の熱中症でも多くの人が命を落としており、年間およそ1,000人が室内で亡くなっています。暑さが直接命に関わる夏場の室内環境も、断熱と適切な温度管理によって大きく改善できるのです。
家の断熱は単なる快適さのためだけでなく、家族の命を守る重要な役割を持っています。冬も夏も、安全で健康的に暮らすための基本として、断熱性能をしっかり確保することが求められます。

過去コラム

ヒートショックとは?原因と対策を分かりやすく解説! – 創建建設ブログ

断熱性能で差がつく、安心の住まい

住宅の断熱性能を示す「断熱等級」。現在では等級6以上が求められており、安全で快適な暮らしには6以上が非常に重要です。創建の注文住宅では、断熱等級6以上を標準として、家族の健康と安心を守ります。
断熱性能は素材によっても大きく変わります。一般的に使われるグラスウールは安価で扱いやすい一方、断熱等級は4程度で冬の寒さや夏の暑さを十分に防ぐことが難しいのが現実です。一方、硬質ウレタンフォームは等級6に対応し、熱の出入りをしっかり抑えることができます。
家族の命と快適な暮らしを守るためには、断熱材の選択も含めた家全体の断熱性能の確保が欠かせません。

SW工法が叶える、高断熱・高気密の住まい

住まいの快適性や健康性を考えるうえで欠かせないのが「断熱」と「気密」です。断熱性能だけを高めても、実は十分ではありません。高断熱の力を最大限に発揮するためには、気密性能がセットで必要なのです。

その理由は大きく3つあります。
1つ目は、断熱材の性能を活かすため。隙間が多いとせっかくの高性能断熱材も無駄になり、空気の出入りで効果が半減します。
2つ目は、結露を防ぐため。気密性が低いと壁内に湿気が入り込み、内部結露が発生。カビや構造材の劣化につながってしまいます。
3つ目は、省エネ性の確保。冷暖房で調整した空気が漏れてしまうと余計なエネルギーを消費し、光熱費が高くなります。

断熱は「熱を伝えにくくする力」、気密は「空気を漏らさない力」。この2つがそろって初めて、快適で健康的、そして省エネな住まいが実現します。SW工法は、その高断熱・高気密を同時に叶える工法として、多くのご家庭に選ばれています。



まとめ

ヒートショックや熱中症から家族を守るには、断熱と気密が欠かせません。気密性能を高めることで、断熱材の性能を最大限に発揮し、内部結露やカビを防止、省エネにもつながります。創建の注文住宅は断熱等級6以上を標準仕様。SW工法で、高断熱・高気密を実現し、快適で健康的な住まいを叶えます。